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『大王世宗』を観て

世宗(セジョン)は朝鮮王朝、第3代めの国王。世宗は第3王子だったにもかかわらず、第1王子が父の国王に対し、反抗的で、中国の使節に対して無礼な行いなどをしたため、王位に就いた。本来ならば、第2王子が国王の座に就くところだが、世宗は抜きん出て賢く、中国との交渉にも一役買うなど、功績を治めたため、国王に選ばれた。

全86話と、長編のドラマだけれど、ドラマチックな場面が少なく、細かい政治の駆け引きが殆どで、私にとっては、面白みがあまり、なかったように思われる。でも、奴婢から王侯貴族の仲間入りをした天才技術者ヨンシルと、王族の娘で中国皇帝の側室になったダヨンとの別れのシーンは泣けた。ヨンシルとダヨンは、愛し合っていたものの、身分違いの恋で結ばれる事はなかった。ダヨンは皇帝の死に際し、中国の風習として、共に死んで葬られなければならなかったのだが、首釣りを目前にして、ヨンシルが打ち上げた花火を見る。それが、ダヨンを救えなかったヨンシルが元恋人へ向けた、最後の別れの挨拶だった。

ヨンシルは、時計や暦、雨量計などの発明をし、朝鮮の文明を開花させるのに、大いに功績を上げた。しかし、中国から技術を盗み出すため、危ない橋を渡り、命を狙われた。それを知った中国はヨンシルの身柄を渡すよう朝鮮に命じるが、世宗は、ヨンシルが国のためにわざと犯した罪を裁くため、ヨンシルを100叩きの刑に合わせ、死んだものとした。しかし、ヨンシルはその後も生き延びている。

世宗も最大の功績は、ハングル文字を作った事だろう。ハングル文字が出来るまでは、朝鮮語は漢字で筆記され、難解だったために、文字を書く事のできる民はほとんど居なかった。世宗は、民にも教養を持たせる事を考え、既得権益を失う事を恐れる多くの反対を押し切り、文字創製に力を注ぎ込んだ。しかし、完成した文字を見る前に、世宗は失明してしまう。

多くの発明を生んだ朝鮮の国王、世宗。キム・サンギョンが演じていたが、民を思いやる優しい国王ではあるが、強いリーダーシップを発揮して反対勢力にも屈しない国王を、よく演じていたと思う。世宗の妻、ソホン王后を演じたイ・ユンジも、父を世宗によって死刑にされながらも、世宗に従順だった貞淑な妻を、よく演じていたと思う。また、準主役かと思われるヨンシル役のイ・チョンヒも、政治には全く無関心ながら、物作りに命を掛ける純粋な技術者の役にはまっていたと思う。

でも、全体の感想としては、このドラマは、歴史好きというより、政治が好きという人にとって、面白いドラマなのではないかと思った。
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『恋愛時代』を観て

もういい加減、卒業してもいい年齢だけど、こんなドラマが面白い♪
心のビタミン。それ以上でも、それ以下でもないが・・・。
主人公はカム・ウソンと「夏の香り」や「私の頭の中の消しゴム」の
ソン・イェジンだった。


恋愛結婚をして子供をもうけるが、死産をしてしまい、その心の傷を乗り越えられずに、別れてしまう二人。離婚後も、子供のお墓参りの度に顔を合わせ、恋人同士とも友人ともいえない、中途半端な関係を続ける。お互いに友人を再婚の相手として紹介したりするが、相手が幸福でないと、自分も幸福になれないような、微妙な心理に悩まされている。結局、男性の方は学生時代の恋人と結ばれ、先に幸福を手にしてしまうが、相手の幸福を願っていたはずなのに、いざ元夫が他の女と幸せになる姿を見て、心身症に陥ってしまうヒロイン。。そして、そんな元妻を放っておけず、元夫は離婚して元のサヤに戻る事を決心する。

私もよくは分かりませんが、一度結ばれた男女というのは、合理的には割り切れない微妙な気持ちを持ち続けるものだと思います。私も、もっと苦い離婚を経験していますが、たった2年でも、夫婦間の絆というのは強いもので、再び会う事はなくても、どこかで幸福になっていて欲しくて、同時に私の事も嫌わず、忘れないでいて欲しいと思っていたりするのです。。

せっかく出来た子供が死んだ姿で生まれて来た、というのは、流産以上にショックだとは思います。でも、なぜ、次にチャレンジできなかったのかな~?たった1回の挫折、言葉は悪いけれど、その程度の挫折を乗り越えられないって、何故だろう?何度も流産しながら、子供をもうけている夫婦だっているのに。。。なぜ、この事はもう忘れよう、再チャレンジしようって、思えなかったのだろう・・・?それにより、夫婦の関係が冷めてしまったならし方ないけれど、このドラマの中の二人は、切っても切れない関係で結ばれていたというのに。。。

一時期は子供をもうける事に夢を抱いていたけれど、完全に諦めがつく年齢になって思うのは、赤い糸でなくていい、薄いピンクの糸で結ばれている人がいればいいって事。無理やり、相手を自分の所有物の一つにしてしまうエゴイスティックな愛もあれば、あえて深く関わらず、相手を尊重する愛もあると思う。私は自分に自信がないし、トラブルがあると古傷がうずくから、どちらかというと、この先は深く関わらない方を望むかな・・・?本来、このドラマのように、本当に些細なことで壊れてしまうのが男女関係というものではないかと思います。それに、もう「恋愛時代」はとうに過ぎてますぅ!(><)

『雪の女王』を観て

ここのところ、韓国ドラマの歴史モノばかり観ていたので、久々に現代の恋愛ドラマでもと思って、『雪の女王』のDVDを借りて来て観た。韓国ドラマのコミュニティで「つまらない」と発言していた人も居たけど、私の中ではベスト10入りさせるくらいに面白いドラマだった。ストーリーがシンプルだし、三角関係などあるにはあるけど、すんなり主人公の二人が祝福されるあたりが物足りない、という人も居るのだろう。でも、そういう人は、恋愛ドラマに求めているものが違うのだろうな・・・。とにかく、面白かった!

簡単にストーリーを説明すると、数学の天才ハン・テウンがライバルを死に追いやってしまい、自責の念から高校を中退し、名前をハン・ドックに変えてボクサーになる。テウンは、大金持ちの令嬢キム・ボラと恋に落ちるが、実は運命のいたずらで、ボラはテウンが死に追いやったライバルの妹だったのだ。ボラの父親は二人の交際を絶対に認めないが、ボラは家を出て、テウンと暮らし出す。一方、テウンはボラが通う大学の教授に勧められて、再び数学を学び出し、いつかボラの父親に認められるようになるので、そうしたら、結婚しようとボラに言う。しかし、生まれつき筋無力症という病気を抱えていたボラの肺に怪しい影が見付かって・・・。

このドラマの中で注目すべきは、やはりヒョンビンが演じたハン・テウンでしょう。テウンは能力・感性・ルックス・性格・体力と全て揃っている100点満点の、ありえない男性。この条件の中から一つ抜くとすれば、どれかなぁ・・・?体力かな?ルックスかな?この2つを取り除いても、まだ素晴らしいと思えるからテウンの魅力はすごい!最後には数学博士となるのだから、ボラが死にさえしなかったら、二人はボラの父親からも祝福されて、きっと幸せになれたのでしょう。

ソン・ユリが演じたキム・ボラも可愛かった。高飛車で同性の友達がほとんど居ない、という役柄だったけど、少なくともテウンに対しては素直だったし、こういう女性を好む男性もいるだろうなぁ~、と思いながら観ていた。物事をはっきり過ぎるほどはっきり言う性格だから、相当に心臓が強くないと相手が出来ないだろうけれど・・・。

イム・ジュファンが演じたソ・ゴヌもいい味を出していたと思う。包容力があって、実際に居たとしたら、ボラはこちらと相性が良いのではないかと思った。ていうか、テウンと一時はつきあうけれど、最終的にはゴヌと結ばれる、っていうのが現実的な感じがする。ボラは大金持ちの令嬢だし、医者のゴヌの方が条件も合っている。韓国はドラマを観る限り、そういう事に厳しそうだし、日本よりも自由ではないかもしれない。

面白かった事は面白かったけど、「冬ソナ」のような「魔力」はなかったかな?やっぱり、メロドラマチックな恋愛ドラマのクイーンはチェ・ジウさん?何が違うのだろう?テーマ曲?う~ん・・・、多くの人がいいと言うものには、やはり、「何か」があります。この手のドラマを観ると、心が洗われるので、これからもたまに借りて来て観よう!!

『風の国』を観て

韓国の歴史ドラマとしては短めの作品。それでも、全36話もあった。時代は高句麗と扶余(プヨ)がにらみ合っていた頃。チュモンが扶余の王子でありながら、兄達と敵対し、数奇な運命を辿った末、高句麗を建国した話はドラマ『朱蒙』で作品化されている。『風の国』の主人公はそのチュモン大王の孫であるムヒュル(別名・大武神王 たいぶしんおう、4年 - 44年)だった。ムヒュルは生まれてすぐ、神官より、親兄弟を皆殺しにし、高句麗を滅ぼしてしまう運命を持っていると告げられ、赤ん坊のうちに民衆の前で殺されてしまうのだが、それは見せかけで、実はチュモン大王の遺体を安置している洞窟で壁画工として生かされていた。一生をそこで送る約束だったのだが、彼は外の世界に憧れ、逃亡してしまう。そこから、このドラマは始まった。一方、高句麗とにらみ合っていた扶余では、チュモン大王と争い合った、兄であるテソが王として国を治めていた。戦火を交えては同盟を結び、一進一退を繰り返す中、ムヒュルは父ユリ(二代目王)に息子として迎え入れられる。ムヒュルに取り付いた悪い運命を恐れ、最初は父子の交わりを拒否していたユリ王だったが、親子の再会の感動はユリにその事を忘れさせ、ついには時期王となる太子の座を与えるのだった。そして、ムヒュルはお告げとは全く違う、親兄弟思いの良い太子となり、父の代わりに扶余のテソ王を討つのだった。ドラマ『朱蒙』のチュモン役とムヒュル役が同じソン・イルグクというのがいい。祖父と孫だから、似ていても可笑しくないし、大義名分のために勇敢に戦う両者のキャラクターに、とても合っていると思う。『風の国』にはイケてるなぁ、と思う俳優、女優が多数出演していた。ムヒュルと最初は親友だったが、後に扶余側に付いて敵対し合うトジン役のパク・コニョンとか、ムヒュルとトジンの両方から想われる女性ヨン役のチェ・ジョンウォンとか、欲深い母親を持ちながら全く欲のない優しい王子ヨジン役を演じたキム・ヘソンなど。それぞれに、いい味を出していたと思う。さあ、次は何を観ようか・・・。

『王と私』を観て

全63話の長編ドラマ。15世紀の李氏朝鮮王朝時代に実在した宦官である金処善(キム・チョソン、生年不詳-1506年)を主人公とした作品で、宦官の役職、生活を取り上げている。チョソンが恋慕う身分違いの女性(ユン・ソファ)が、王子に見初められるが、ソファを後の王、成宗(ソンジョン・王子の後の名)の側室にするため、自分自身が内侍(ネシ・宦官のこと)となって、王宮に入る。それはつまり、男性である事を捨てて、女性に想いを伝える事すらできずに、生涯、恋敵である王に仕える事を意味していた。ソファは中宮(王妃)の死により、正式に次の中宮となり、王子を産む。王は多くの側室を持ち、ソファを苦しめるが、ソファの事は生涯の想い人として大切にしていた。しかし、生真面目なソファは秩序を保つため、側室達を厳しく管理し、恨みを買って、やがて側室達により陥れられる。側室達の自作自演により、ソファは嫉妬のために側室を毒殺しようとしたという濡れ衣を着せられ、事の収拾を付けるために、自ら罪を認めて廃妃となるのだった。その後、ソファが残した幼い王子の才能を恐れた臣下達が、さらにソファを陥れ、ついに王命により、ソファは毒を飲まされて処刑されるのだった。後にその事を知った王子(後の燕山君・ヨンサングン)は、母の無念を晴らそうと、母の処刑に関わった者達をすべて惨殺し、母の願いとは程遠い暴君へと変身してしまう。王宮内の秩序は乱れ、民の苦しい生活は顧みられず、毎日王がキーセン(芸者)と供に飲み明かす日々が続くのだった。そんな王を見かねて、王宮内ではクーデターの計画がなされる。その噂を聞きつけた宦官のチョソンは命がけで王を初心に戻そうと説得するのだが、幼少期から王の身内のように仕えてきたチョソンさえ、王は殺してしまうのだった。そして、クーデターが起り、王の義理の弟が次の王位に着くのだった。

正直いって、最初から中盤の方が面白かった!ソファが死に、メインキャストが次々に死んでいき、チョソンまで死んでしまってからクーデター、という尻すぼみの展開。亡霊となったチョソンが現れなければ、何の感動もない最終回だったかな?でも、このドラマの面白いところは、やっぱり、宦官の生き様を描いている点だろう。男性なのに、男性としての扱いをされず、結婚はできるものの、子供は作れないので、養子縁組によって家系を保つ。妻だけでなく、時にはキーセンにまで完全な男でない事を馬鹿にされ、それでも、地位と名誉と富により誇りを持って生きている彼ら。恋はしても、完全なプラトニック・ラブ。王の女である女官達に恋をする事はタブーで、恋い慕うだけで反逆者だ。だから、逆にせつなくて、燃え上がる・・・。現代では考えられないだけに、とても美しいものを見た感覚になった。でも、いくつかの恋や政治的な争いの描き方がお粗末だったら、つまらないドラマだったかも。でも、このドラマの終わりの方で登場する暴君、燕山君(ヨンサングン・10代国王)がクーデターで倒れた後の王は、「チャングムの誓い」に登場する中宗(チュンジョン・11代国王)だった!「チャングムの誓い」は大好きなドラマだったので、この関連性にはちょっとした感動を覚える。
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Author:ペンシル2010

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