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『朱蒙』第58話を観て

ピグムソン巫女からタムル弓の持ち主だと言われたチュモンは、この弓にどのような意味が秘められているかを聞く。かつて、広大な領土を持っていた古朝鮮が漢に攻められて崩壊し、流民となった民達は散り散りになってしまったこと。そして、扶余が将来、古朝鮮を復活させる使命を負って、その象徴であるタムル弓を預かったこと・・・、などである。しかし、扶余は古朝鮮の流民を裏切り、漢の支配下に入ってしまった。本来なら扶余の王となる者が持ち主となるべき神器ではあったが、もはやそうではなく、ヘモス将軍の意思を継いで、古朝鮮復活を夢見るチュモンが持ち主とされたのだった。しかし、神器はこれだけではなく、もう2つあり、タムル弓とその他の2つも手に入れた者が真の支配者となり得るというのだった。チュモンはその2つの神器は何か尋ねるが、巫女はその返事を断る。まだ、チュモンが志を貫けるとは決まっていないというのだ。あくまで、天命が下った時点で、その情報を知る事が許される、という事だった。「大王四神記」を思い出すが、確かに情報が洩れれば、我先にと神器を手に入れ、権力を得ようとする者達の間に争いが起きる。日本以上に朝鮮は、神がかった国だったのかもしれない。一方、テソは扶余の宮殿へ帰っていた。再び王の右腕として働くことを許されたのだった。この時、クムワ王は既にピグムソン巫女に会っており、扶余は古朝鮮を統一する者により滅ぼされるという予言を聞く。それはつまり、チュモン率いるタムル軍によって、王も扶余の国も滅ぼされる、という事を意味していた。その予言を聞いて、クムワは、テソと共にチュモンを討とうと心に決める。ここは、なんていうか、人間のサガなんだろうな、と思う。かつて、ヘモス将軍とタムル軍を結成したクムワなのに、すでにその頃のクムワではなくなっている。もはや、扶余あってのクムワになってしまっているのだろう。どんなに虐げられても扶余の宮殿へ戻ってくるテソとか、親子以上の情けをチュモンに掛けながら、立場が変われば心変わりするクムワとか、その時その時、大切なものを守る姿は悪いとは思えない。この作品は、必要以上に人を悪者に描かないから、かえって面白いのかもしれない。
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